塗装の白化現象とは?原因と対策を徹底解説|大阪の補修現場で多い失敗例
塗装の白化現象とは?原因と対策を徹底解説|大阪の補修現場で多い失敗例
塗装をしていて、
「なんか白く曇った」
「ツヤが消えた」
こんな経験ないでしょうか。
見た目だけの問題に見えますが、
これ、完全に施工ミスや条件ミスで起きるトラブルです。
しかも厄介なのが、
塗った直後はキレイに見えていたのに、
乾燥途中で急に白くなるパターン。
現場でもかなり多く、
特にラッカー塗装やクリア仕上げでは頻発します。
今回はこの「白化現象」について、
なぜ起きるのか、どんな時に起きるのか、
そして確実に防ぐ方法まで、補修業者目線で解説します。
■ 白化現象とは何か
白化とは、塗膜が白く曇ったように見える現象のことです。
クリア塗装では透明のはずが白く濁り、
黒や濃色では色が浅く見えたり、
ツヤが消えたような状態になります。
これは表面の問題ではなく、
塗膜の中に水分や溶剤が異常な状態で残っていることで、
光が乱反射している状態です。
つまり簡単に言うと、
「塗膜がちゃんと出来ていない」ということです。
■ 白化が起きる仕組み
白化の原因はかなりシンプルで、
塗装中に水分が入り込むことです。
シンナーなどの溶剤は揮発する時に温度を一気に下げます。
そのタイミングで空気中の湿気が入り込み、
塗膜の中に閉じ込められます。
さらに表面だけ先に乾くと、
内部の溶剤や水分が抜けきらず、
不安定な状態のまま固まります。
この状態になると光の屈折が乱れて、
白く見えるようになります。
■ 現場で実際に多い白化パターン
・真夏に冬用(速乾)シンナーを使った
これはかなり多いミスです。
夏はもともと揮発が早いのに、
速乾シンナーを使うと一気に溶剤が飛びます。
その結果、塗膜温度が急激に下がり、
湿気を巻き込んで白化します。
「早く乾かしたい」が原因で失敗する典型です。
・湿度の高い日にラッカー塗装をした
湿度が高い日はそれだけで白化リスクが上がります。
特にラッカーは影響を受けやすく、
条件が悪いと吹いた瞬間から白くなります。
目安として湿度70%を超えると危険ラインです。
・コンプレッサーの水分を抜いていない
ここ、意外と見落とされがちですがかなり重要です。
コンプレッサー内には空気中の水分が溜まります。
ドレン抜きをしていない状態で使用すると、
・エアーと一緒に水分が出る
・ガンから微細な水分が混入する
結果として、塗料に直接水が混ざる状態になります。
これは環境湿度よりも厄介で、
ほぼ確実に白化・ブツ・弾きの原因になります。
特に夏場や梅雨時期はタンク内の結露量が増えるため、
対策していないと安定した仕上がりはほぼ不可能です。
・厚塗りで一発仕上げ
一気に仕上げようとして厚く吹くと、
表面だけ乾いて中に溶剤が残ります。
これが白濁の原因になります。
・脱脂不足(ワックス・油分残り)
下地に油分やシリコンが残っていると、
塗料が均一に乗らず、
白ボケや曇りの原因になります。
■ 白化した場合の対処法
軽度の場合は、
リターダーでなじませたり、
薄く吹き直すことで改善することがあります。
ただし内部まで白化している場合は、
研磨して再塗装が必要になります。
■ 白化を防ぐためのポイント
・湿度の高い日は施工しない
・季節に合ったシンナーを使う
・一発仕上げせず薄く重ねる
・下地処理(脱脂・足付け)を徹底する
・コンプレッサーのドレン抜きを必ず行う
この5つを守るだけで、
白化はかなり防ぐことができます。
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