フローリング浮き原因|危険な床暖房トラブルと対処法
フローリングが一枚だけではなく、全体的に浮いてきている…理由は?
― 床暖房がある場合は特に注意 ―
「フローリングが一枚だけではなく、床全体が浮いている」
このようなご相談が増えています。
特に床暖房が入っている住宅では、
フローリングの浮きや床鳴りが発生しやすい傾向があります。
■ フローリングが全体的に浮く原因
フローリングは木材です。
木は湿気を吸うと膨張し、乾燥すると収縮します。
床暖房がある場合、
- 冬場は強く乾燥する
- 停止後に湿気を吸う
- 膨張と収縮を繰り返す
という負荷がかかり、通常より動きが大きくなります。
床下に湿気がある場合、
「下から湿気+上から加熱乾燥」
という厳しい環境になります。
その結果、
- 接着剤の劣化
- 単板の浮き
- 継ぎ目の盛り上がり
- 床鳴り
といった症状が広範囲で発生します。
■ 床下湿気が関係している可能性
経年劣化により、
- 防湿シートの劣化
- 施工テープの剥がれ
- 換気不足
などが起きていると、床下の湿度が上がりやすくなります。
一部分ではなく全体的に浮いている場合は、
床下環境が原因の可能性が高いです。
■ 床暖房あり住宅での上貼りは注意
湿気が原因の場合、上貼りは湿気を内部に閉じ込める可能性があります。
床暖房がある場合は、
- 内部結露
- カビの発生
- 下地腐食
- 再発
といったリスクが高まります。
原因確認なしの施工は推奨できません。
■ まず確認すべきポイント
- 床下の湿気状況
- 床暖房パネルの状態
- 換気状況
- 防湿処理の状態
フローリングが一枚ではなく全体的に浮いている場合は、
床下からのサインかもしれません。
特に床暖房がある住宅では、
表面だけでなく構造から考えることが大切です。
